うじゅらの映画的生態記録

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幸せのポートレート  梅田OS劇場にて

「その結婚,あなたを輝かせてくれますか?」
 宝石商であるスポンサーの貪欲な商売根性によって,まるでanan結婚特集記事のようなこっぱずかしいコピーをつけられ,不幸な星のもと上映されている。
 原題は『the family stone』季節外れのクリスマスプレゼントをもらった気持ちになるかどうかはわからないが,ストーン家のクリスマスの風景は人を優しい気分にさせてくれる。ダイアン・キートンはじめ役者も演技派ぞろいで魅力たっぷり。

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時をかける少女  テアトル梅田にて

 筒井康隆著『時をかける少女』が,この世に出てから40年らしい。「なるほどー,あれから40年かあ,知世ちゃんも人妻だしなあ」と感慨にふけって数秒後,「40年?私も知世ちゃんも生まれてないじゃん」……チャンチャンである。オチなどつけようもないほど『時をかける少女』は,原田知世のデビュー当初を知る人間にとってはセンセーショナルな作品であり,時かけ=原田知世として浸透している。実際,映画館に足を運ぶと,そんな知世ちゃん世代の姿が目に付く。モチロン現役ピチピチのアニメオタクボーイズ&ガールズも,いまや遅しと列をつくって開場を待ちわびていた。
 『時をかける少女』初のアニメ化である今作品,またラベンダーでどうにかなっちゃうんだろうかなどという事前の予想を見事に裏切り,2006年版のまったく新しい『時かけ』ワールドを開拓していた(終演後に「ラベンダーはどこだあ」と観客が口々につぶやいているのが可笑しかったけど)。
 何が新しいかというと,ヒロイン(紺野真琴)がまぶしすぎるほど快活に描かれているところ。原作のヒロインである芳山和子のようなどことなく薄暗い影は見受けられず,タイムリープも威勢がよいというか騒々しいくらい。その上,棘のある言い回しになるかもしれないが,いつも何故かいいオトコ2人にかこまれていて,周囲の女子からの羨望のまなざしを一身に集めている。イケメン千昭との自転車二人乗りのシーンで,千昭から想いを告白されることを拒むシークエンスは,そんないいことありゃしねえと心底ムカついた。イメージとしては最近の上戸彩って感じ。
 どこまでも能動的な真琴と,思いを内に秘める和子。現代版ヒロイン真琴と旧ヒロイン和子の生き方の違いは,時代時代の女性像を表現したものというより,個性の違いと捉えたいが,彼との昔の約束を胸にじっと待っている和子より,未来で待ってる彼の夢を叶えようと頑張る真琴の方がシアワセかもと感じた。
 とにもかくにも若いってすばらしい!タイムリープで青春やり直したくなったのは私だけではあるまい。いやあ,それにしても千昭役の石田拓也の声はオンナったらしそのものだわ。尾骶骨に響くわん。

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さて,何位にランキングしてるかな?

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